こんにちは。ドムドムです。
今回は、読んだ本の紹介です。
プラモデル製作以外の趣味として読書があります。暇なとき、プラモデル製作が行き詰った時に読んでいます。読む本のジャンルは特に決まっていません。面白そうだな~と思った本を読んでいます。
記念すべき紹介1回目の本は『世界を変えた10冊の本』です。
本の紹介の1発目が本のランキング?と思われるかと思いますが、この本は私に大きな影響を与えてくれたので、本の紹介の1発目に持ってきました。
〇本の概要
タイトル:世界を変えた10冊の本
著者:池上 彰
池上彰氏の考える世界を変えた10冊の本について、本の内容・歴史背景・世界がどう変わったのか分かりやすく紹介されています。
世界を変えた10冊の本のタイトル(著者)
2.聖書
3.コーラン
4.プロテスタンティズムの論理と資本主義の精神(マックス・ウェーバー)
7.沈黙の春(レイチェル・カーソン)
8.種の起源(チャールズ・ダーウィン)
9.雇用・利子および貨幣の一般理論(ジョン・M・ケインズ)
10.資本主義と自由(ミルトン・フリードマン)
驚きなのは1冊目に紹介されるのが「アンネの日記」ということ。目次を見たときに聖書・コーラン・資本論・種の起源あたりは名前を聞いたことや、読んだこともあり世界に影響を与えていると思いましたが、「アンネの日記」を1番目に紹介するの?と疑問に思いました。
読み進めて分かったのが「アンネの日記」は世界を確かに変えてしまったこと。「アンネの日記」を読むとユダヤ人がかわいそうと思い、ユダヤ人支持に傾きます。私も小学校のころマンガの伝記でアンネの日記を読んで、ユダヤ人はかわいそうだなと思いました。イスラエル(ユダヤ人国家)は元々アラブ人の住んでいた場所に建国するのですが、国際世論は建国を祝福したそうです。それには「アンネの日記」のかわいそうなユダヤ人のイメージがあったのではないでしょうか。ユネスコの世界で最も読まれた10冊の本にも、「アンネの日記」が選ばれているようで、大きな影響力がわかります。
他には「沈黙の春」 「プロテスタンティズムの論理と資本主義の精神」など聞いたこともなかった本が紹介されていました。池上彰氏の分かりやすい解説やちょっとした雑学もあり、自分の世界がチョット広くなった気がしました。
本の持つ、世論を歴史を動かす力を感じられた本でした。本に書いてあることを鵜吞みにするのではなく、著者が何を伝えたいのかを読む側が考えてこそ読書の意味があると思いました。読書する前の心がけを教えてくれた本ですので、読書を趣味にしたい方にお勧めの1冊です。
こんな感じで本の紹介をしていきます。
本の紹介は不定期にしますので、お楽しみに!